やわらかい風がふいたら

1人暮らし始めて、初めて土日なにも予定なく自分の気のおもむくままに行動してる。たのしい、わたしは生活がかなりすき、アプリのおとこのひとと会うよか100倍たのしい。もうやめようね

 

通勤時間とお風呂時間で読書量がぐっとふえた。最近読んだ本たち一覧です

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大学生あたりからすきな本の雰囲気がぶれなくなってきた。軸は相変わらず江國香織さん、知る限りのご本人の人柄もすき。ふわっとあいまいな存在感。

この読んだ本たちで、江國香織さんの「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」の短編集がとてもお気に入りになった。この中の「うんとお腹をすかせてきてね」という題名の短編が特にこころに残ってて、ここの文章

 

あたちたちは毎晩一緒にごはんを食べる。どちらかが仕事で東京を離れない限り、そして、月に一度の裕也のXデイ以外、平日も休日も、毎日だ。もう四年、続いている。だからあたしは思うのだけれど、あたしたちの身体はもうかなり同じものでできているはずだ。栄養素というか、肉体組織の構成成分として。その考えは、あたしを誇らしい気持ちでみたす。

 

この文章のだからあたしは〜からの言葉がすごいいいなって思った。自分をつくってるものが同じものになっていってる、素敵、、。おいしい食べ物でおなかをみたして、それが自身をつくっていく。食事の表現がここちよい文。今まで読んだ本の中で一番すきになったかもしれないくらい。恋愛観?の主軸になりそう、、。

 

江國香織さんのエッセイもすきすぎて読んだことないのピックアップしてたくさん購入した^^はやく読みたい・・